歯周病との深い関係
歯周病は、喫煙やストレス、糖尿病などの身体の病気が関係し、誘発すると近年の研究で明らかになっています。
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- 1)歯周病と肺炎
- 食べ物と一緒にバイ菌などを気管に入れてしまう誤嚥性肺炎が高齢者の死亡率を高めます。
お口の中を清潔に保つ事は肺炎のリスクを低くします。 -
- 2)歯周病と糖尿病・生活習慣病
- 糖尿病は歯周病を悪化させます。
歯周病が重度になると糖尿病もさらに悪化します。
歯周病の方は、内科の受診をおすすめします。 -
- 3)歯周病と心臓病
- 歯周病は血栓を作りやすく、心内膜炎や脳卒中・脳梗塞を起こす危険性は2~3倍になります。
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- 4)歯周病とタバコ
- 喫煙は歯周病の進行を2~9倍に悪化させる危険因子である歯周治療を受けても良い効果が得られにくくなります。
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- 5)歯周病と骨粗しょう症
- 骨粗しょう症の場合、歯を支えている骨の減少が早く歯周病の進行が早いという報告があります。
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- 6)歯周病と低体重出産・早産
- 歯周病の炎症成分が子宮を収縮させるスイッチになり低体重出産・早産の危険性は7.5倍になります。